江上治が新たに発足した、 “次世代リーダーを目指す若き経営者” を対象とした『1億円思考俱楽部』。その第5回目の勉強会が、2023年11月15日に開催されました。第3回から、「経営者成長ワークショップ」というワークショップ形式にリニューアル。本稿では、その一部をレポート記事として公開します。
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>>>事業投資・M&A ~人生と懐を豊かにする戦略~ 第1回『1億円思考倶楽部』勉強会レポート
>>>資本主義社会で“勝ち続ける”ために知らなければいけないルール 第2回『1億円思考倶楽部』勉強会レポート
>>>経営者成長ワークショップ 第3回『1億円思考倶楽部』勉強会レポート
>>>経営者成長ワークショップ 第4回『1億円思考倶楽部』勉強会レポート
目次
経営や人生の課題、目標&野望、自分の強みを「書き出す」ワークショップ
第5回 『1億円思考倶楽部』勉強会の様子
以下は、勉強会当日に行われた書き出すワークの一部です。
【最高の自分づくりを達成するためにやるべき5つのワーク】
① 夢を実現するための10の条件を書く
② 達成するための課題・悩みを書き出す
③ 具体的な解決策を話し合う
④ 10年後、3年後、1年後の進捗・予実管理をする
⑤ 仲間、能力の高い専門家にアドバイスをもらい、①に戻る
定期的に開催しているこのワークショップでは、会員の皆様に書き出した内容を発表していただき、課題や悩みの解消、目標&野望を実現するために必要な仲間やビジネスパートナーの紹介も行っています。
1億円思考倶楽部のコンセプトは、「成長し合うプラットフォーム」です。自身の強みや課題、モヤモヤを書き出す時間になればと思います。
『1億円思考倶楽部』にご興味のある方は、以下の公式サイトにある動画をぜひご覧ください。経営や人生に役立つ勉強会、経営合宿などを企画しています。
自分や自社の強みを見つけるために書く
江上治が常日頃言っているように、経営者として成功するためには、自分の強みや課題、目標や野望を明確にすることが重要です。しかし、自分のことを客観的に見るのはなかなか難しいものです。そこで、1億円思考倶楽部では、自分の強みを見つけるためのワークショップを行っています。
11月のワークショップでは、自分・自社の強みや課題、目標や野望を書き出すワークや、他の参加者とのディスカッションや紹介などを行いました。その中で、自分・自社の強みを言語化することの重要性や、成功している人の共通点などについてもお伝えしています。
成功できるかどうかは「軸」があるかないか
ワークショップでは、会員/参加者の皆様に、自分の強みや課題、目標や野望を書き出していただいています。このワークでは、すんなり書けた項目と書けなかった項目があるはずです。自分の強みや課題は、自分ではなかなか気づきにくいものですし、自分の目標・野望は、大きく夢見すぎているのではないかと恥ずかしくなることもあるでしょう。
しかし、成功できるかどうかは、自分に軸があるかないか。自分に軸があるということは、自分の強みや課題、目標や野望を明確に持っているということです。自分に軸があれば、自分のやるべきことややりたいことがはっきりしますし、自分の価値観に基づいて行動できます。
一方で、自分に軸がないとなににでも手を出して、結果、周囲に振り回されることになります。自分のやりたいことや得意なことがわからないまま、流行りや周りの意見に左右されてしまうでしょう。そうすると、自分の本当の強みや魅力を発揮できないばかりか、自分の時間やエネルギーを無駄に消耗してしまいます。
自分の強みや課題、目標や野望を書き出すワークは、自分に軸を持つための第一歩です。江上は、「ちゃんと書けなくて良い。とりあえず書いてみることが重要です」と言います。まずは書いてみることで、自分の中にあるものを表に出すことができます。そして、それを見直したり、他の人にフィードバックをもらったりすることで、自分の軸を見つけることができるでしょう。
成功している人は、周りの人を活用するのが得意
ワークショップ当日は、江上の顧客である高橋会長や國分社長など、成功している経営者の事例も紹介されました。これらの経営者は、なぜ成功できたのでしょうか?
江上は、「成功している人は、周りの人を活用するのが得意」だと言います。自分の強みを的確に表現できれば、人からの紹介も得やすくなり、チャンスも巡って来ます。「知り合いにこういう人がいるから、今度紹介するよ」と自分・自社を紹介してくれる人が増えれば、紹介の連鎖が起き、紹介してくれた人とともに、お互いに豊かになれるのではないでしょうか。
顧客インタビューで強みを具体化する
自分の強みを言語化することの重要性はわかったとしても、それだけでは自分の強みを的確に言葉にするのは難しいものです。江上は、最初の本を出版する前に、4ヶ月以上も時間をかけてプロフィールを作成したそうです。自分の強みを言語化するには、具体的に書くことと、顧客にインタビューすることが欠かせません。
具体的に書くこととは、自分はなにが得意か、事例はあるのか、ということです。例えば、FP・保険営業は日本に何万人もいますから、差別化する必要があります。江上は、「富裕層専門FP」と、プロフィールで言語化しています。そして、その強みを裏付ける事例として、著書の中で担当しているお客様のケースを紹介しているのです。
「年収1億円思考」などの江上の著書は、顧客インタビューがベースになっています。インタビューをすることとは、自分の強みを客観的に評価してもらうことです。顧客インタビューでは、自分のサービスや商品を利用したお客様に、なぜ契約したのか、どんなメリットやデメリットがあったのか、どんな感想や改善点があるのかなどをお聞きします。顧客インタビューをすることで、自分の強みや弱み、優位性や差別化などを客観的に知ることができるでしょう。
このような「書き出す」ワークショップを定期的に行なうことで、徐々に自分の軸が確立されていきます。経営者は日々の活動量が多く、その分、考えや方向性、目指す目標・野望、課題も変化していきます。2~3ヶ月毎に振り返り、書き出す時間を強制的に設けられるのが、このワークショップです。
また、書き出したことを発表し合い、達成・実現するためのディスカッションや人脈紹介も行っています。2回まではビジター参加も可能ですので、ぜひ一度ご参加ください。
次回は、2024年1月18日(木)16:30~18:30+懇親会を予定しています。