経営

社長の手取りをトコトン増やす!「キャッシュ・イズ・キング」を提唱する公認会計士・税理士 山口真導

顧問税理士は社長の味方なのか、会社の味方なのか、はたまた税務署の味方なのか。そんな疑問を払しょくしてくれるのが、「儲かっているのに手取りが少ない」という社長の悩みを解消することに特化した公認会計士・税理士の山口真導先生です。“節税ソムリエ”の肩書きもお持ちの山口先生は、どのような哲学で社長に接するのか。本稿では、『1億円倶楽部(※江上治主催のオンラインコミュニティ)』ご登壇時のセミナーと、山口先生のオフィシャルブログを参考に再構成した内容を公開します。

節税ソムリエ・山口真導氏(公認会計士・税理士)


江上治が主催する経営者・起業家のためのオンラインコミュニティ『1億円倶楽部』にもご登壇いただいた、税理士法人アカウンタックス・株式会社アカウンタックス代表の山口真導先生。

山口先生は、ご自身でも起業の経験をお持ちで、「創業社長の気持ちがわかる」数少ない公認会計士・税理士のお一人です。“節税ソムリエ”という肩書きからも、その哲学や姿勢が垣間見られます。

山口先生のプロフィールは、以下のとおりです。

1971年に桶狭間の戦いで戦死した兵士を弔う祠を起源とするお寺の三男として出生。

公認会計士二次試験に1997年に合格して某大手携帯電話会社の上場準備や上場後の監査を中心に経験された後、2004年に独立。2008年に中小企業の資金繰りの問題を解決するために当時は珍しかったクラウド会計ソフトMIETA(ミエタ)を開発し販売開始。ところが、そのソフトウェアが全く売れずに逆に自社の資金繰りが逼迫し倒産の危機に。そこからの復活過程で獲得した資金繰り改善の具体的な手法や節税対策をインターネットを中心に公開したところ、多くの反響をいただき書籍を2冊出版。ブログの最後を締めくくる決めセリフは「キャッシュ・イズ・キング」。日々、オーナー社長の経済的成幸を実現するために活動されています。

著書

起業5年目までに知らないとコワい「資金繰りのキホン
起業5年目までに知らないと損する「節税のキホン」

山口先生は、社長の手取りを増やすことに特化した公認会計士、税理士。「儲かっているのに手取りが少ない」という悩みを解消するスペシャリストです。

『1億円倶楽部』登壇の際は、
・社長側の税理士=オーナー社長に最適
・会社側の税理士=雇われ社長に最適

という視点の考え方や、

「法人税」「所得税」「贈与税」「相続税」とある税目のなかで、

・法人税と所得税は反比例の関係
・贈与税と相続税は反比例の関係
・法人税と相続税は正比例の関係

という相互関係についての他、個人事業主・フリーランスから法人成りする価値等についても解説していただきました。

「法人を作っただけで活用できないのであれば、穴の空いたバケツを買うのと同じで意味がない
「目くじらを立てるほど内部留保はおトクではない。内部留保を使わないとしたら機会損失が発生する」
「内部留保と借入は、法人税を先に払うか後に払うかの違いでしかない」

という金言も印象的で、法人を活用することの意味や内部留保に対する考え方を知る絶好の機会となったでしょう。

『1億円クラブ』への参加は随時可能で、参加すると過去の勉強会動画や資料などを閲覧できる他、コミュニティでの質問や相談もできますので、気になった方はお気軽にお問い合わせください。

 

顧問税理士から節税対策を指南してもらうシンプルな方法

山口先生は、オフィシャルブログでの情報発信も行っており、『顧問税理士からえげつない節税対策を指南してもらう方法』と題した記事もあります。

結論は、超シンプルです。顧問税理士に「先生は節税対策は何をしてるんですか?」と聞いてみることです。

その時、節税対策を告白してくれる税理士の場合には、あなたがもっと懐に踏み込めば、わたしがしているようなコンサルティングを受けられる可能性大です。遠慮しないで何でも「先生だったらどうしますか?」と質問すれば、具体的に指南してくれる可能性が高いでしょう。

「何もしていない」という税理士に当たった場合であっても、2パターンあります。一つは本当に節税対策を何もしていない税理士です。このタイプには何を聞いても無駄です。しかし、実は、「何もしていない」という税理士の中にも、実際はえげつないほど節税対策をやっている税理士はいます。つまり、税理士の相当数は、自分の節税はしっかりやっているのです。

ですから、一度教えてもらえなくても、後日また「先生は節税対策は何をしてるんですか?」と聞くようにして下さい。1年くらい頑張ってみて出て来なかったら諦めましょう。その時はわたしにご相談下さい。

※大規模事務所と契約をしていてサラリーマン税理士が担当者の場合には、この質問は有効ではありません。この質問は所長税理士にのみ有効な質問です。もし、サラリーマン税理士が担当の場合は、所長税理士と面談させて欲しいと依頼するようにしてください。

参照:顧問税理士からえげつない節税対策を指南してもらう方法

実は、「何もしていない」という税理士の中にも、実際はえげつないほど節税対策をやっている税理士はいます。つまり、税理士の相当数は、自分の節税はしっかりやっているのです。

という、えげつない真実。

この記事を読むだけでも、山口先生に相談してみたくなります。

 

節税提案しない税理士の14の特徴

さらに、「節税提案しない税理士の14の特徴」として、以下が挙げられています。

・社長の話を聞いているようで聴いていない
・永遠に利益が出続ける前提でアドバイスをしている
・諦めが異常に早く、根性なし
・税法ではなくイメージで節税か脱税かを判断している
・税法に「してはいけないこと」が書いてあると誤解している
・日本の中小企業に「財務の常識」を当てはめている
・「会社のおカネ」が増えるか減るかが判断基準
・節税の具体的なやり方が解らない
・沢山納税させてきたので今更節税提案出来ない
・「節税は資金調達に悪影響」と誤解している
・「節税すると税務調査が大変」と誤解している
・社長の相談には反対しておけば良いと考えている
・節税提案分の顧問料をもらっていない
・節税提案しなくても契約解除されないから大丈夫と思っている

参照:節税提案しない税理士の14の特徴

一貫して、「社長の手取りを増やすこと」に視点を置き、社長への貢献を考えてくださる公認会計士・税理士の先生は極めて希少でしょう。

山口先生は、『社長の手取りをトコトン増やす節税セミナー』という勉強会も開催していますので、気になった方はぜひ一度参加してみてください。

山口先生の勉強会への参加はこちらから

https://lp.accountax.co.jp/bizbu

中島 宏明

中島 宏明

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経営者のゴーストライター

2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から暗号通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。

暗号通貨草創期からの投資家仲間を通じて、草創期からの投資家しか知りえない暗号通貨に関する情報を取得している。

現在は複数の企業で経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島でアパート開発と運営を行っている。

マイナビニュースで、投資や新時代の働き方をテーマに連載中。

連載一覧 https://news.mynavi.jp/author/12228/

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