幸せになるのも、不幸になるのも、実はとても単純だ。人はその想いのまま、どんな方向へでも走り出してしまう。問題は、思考がマイナスに傾いた時だ。視野が狭くなり、現実が見えなくなってしまう。私たちは誰しも、心に浮かぶ考えによって、自分自身の人生を築いているのだ。

人生を充実させるためには、自分自身の視点を持ち、主体的に世界と関わることが大切だ。周りに流されるのではなく、常に自分の価値観や目標を持って生きるべきだ。
「私を含めて、人間というのは欲に囚われると、途端に周りが見えなくなるもの」と、私のメンター、高橋会長から頂いた言葉だ。これこそがマイナス思考の落とし穴だ。思考が不幸を招いているなら、それを手放し、幸福を引き寄せる思考に切り替えるべきだろう。

「順」という言葉が持つ意味をご存じだろうか？「順」は「川」と「頁」（顔）からなる会意文字だ。顔を前に向け、水の流れに沿って進むように、目標に向かって真っ直ぐに進むことを示している。これが順の文字に込められた世界であり、人生における「成長」の象徴でもある。人間は本来、「成長するために生まれてきた」のだ。成功の反対は失敗ではなく、「あきらめること」だと知っておこう。

あなたの未来はどのようなイメージだろうか？どんな人間でありたいのか？働く目的は何か？人生の夢は？これからの人生を形作るためには、日々、目的から考える習慣を身につけることが大切だ。幸せへの道も、不幸への道も、自らの思考次第で選択できる。成長を目指し、人生の流れを順に進む。これが、あなたの幸福を築く第一歩となるだろう。

こちらは「一億円思考倶楽部」のレポートだ。経営者の思考というものはどういうものか、ぜひここからも学んでみてほしい
https://en-biz.jp/archives/1069