「働き方改革」という言葉は今やすっかり定着した。人手不足や長時間労働の是正、さらにはデジタル技術の導入やハラスメント防止策の整備など、さまざまな取り組みがなされている。昭和の時代に比べれば、働きやすい環境になった面もあるだろう。しかし、こうした取り組みによって本当に働くことへの幸福度や未来への不安が解消されているだろうか?おそらく、多くの人が「否」と答えるのではないだろうか?
数年前から、私は別の意味での「働き方改革」を提唱してきた。一般的な働きやすさの改善とは異なる、本質的な変革だ。私が提唱するのは「運命を転換する」ための働き方改革である。どん底から這い上がり、自らの運命を劇的に変えた人々を見てきたが、その成功の裏には共通するいくつかの要素があった。それが、私が導き出した「5つの働き方改革」だ。
そのヒントの一つは、マザーテレサの言葉にある。
それは、ただの働き方ではなく「運命を変える働き方改革」の核心を示している。どんなに制度が整備されても、自分の人生をどう生きるか、その選択は自分次第だ。大事なのは、自らの意識を変え、周りとの関係を深めることで、働くことそのものに新たな意味を見出すことだ。
来年は、「運命を転換する働き方改革」に本腰を入れて取り組んでみてはどうだろうか?これまでの固定観念にとらわれず、真に自分の人生を豊かにするための働き方を追求する一年にしてほしい。今月は、このテーマに焦点を絞り、運命を変えるための具体的な方法について話していこう。あなた自身が主体となり、運命を自らの手で切り開く道を一緒に探っていこう。
こちらの記事は『運命転換思考 一生かかっても身につけたい5つの「働き方」改革(経済界)』の内容を抜粋、一部編集した記事で、このメルマガの元になるものだ。合わせて読んでみてほしい