1億円思考江上治コラム

江上治が改めて伝えたいメッセージ #21

先行きの見えにくいVUCAの時代。改めて知っておきたいのが、物事の原理原則や普遍的な真理です。過去の偉人たちや数々の事業・会社を立ち上げ、成功させてきた創業経営者たちの言葉には、そんな原理原則と真理がたくさん含まれています。ベストセラー作家としての顔も持つ江上治の数々の著書のなかから、「江上治が改めて伝えたいメッセージ」として抜粋してお伝えします。

江上治著『運命転換思考 一生かかっても身につけたい5つの「働き方」改革(経済界)』の内容を抜粋、一部編集しております。

成長は明日への「伸びしろ」が重要

運が悪い人、運気を下げる人というのは、考えるとき、ものをいうときの主語が、すべて「私」です。

私「は」儲けたい…、私「が」うれしいのは…。

「私は」「私が」という思いは「我」です。

自分が、という「我」を手放さなければ、どんなに素晴らしいメンターと出会っても、どんなに素晴らしい話を聞いても、いつまでも運命を書き換えることはできません。

そこには「受け入れる」という謙虚さが、まるでないからです。

ビジネスにおいていえば、「私」から離れて、「お客様」「他人」が主語にならなくては、その先が展開しません。

お客様をどう喜ばせるか。
お客様の価値をいかに上げるか。
上司をどう勝たせるか。

このように他人を主語にしたほうが、「私」を主語にするよりも美しいのです。人から好かれます。ファンづくりにもなります。

面白いもので、自分の人生が傾きかけると、人は「私が」「私が」という傾向があります。

何とかして、落ち目の人生を立ち直らせたいと思うあまりでしょうが、その焦りがまわりを見えなくして、かえってよくない結果を生みます。

また、「自分はすごい」と思ったとき、その瞬間から人は落ちていきます。

松下幸之助さんは、物事がうまく運んだときには、これは運がよかったと思い、失敗したときには、「これは自分のせい」と考えていたといいます。

成長は、できないことができるようになることですが、「できたぞ、自分はすごいぞ」と思ったときには、もう先がありません。まだ足りていないところがある、できていないところがたくさんある、と考えて努力してゆくなかで、成長があるし、成功もあるのです。

できたことよりも、明日に向けた伸びしろが大きいほうが、もっと重要です。

質問は運命を変える

言葉の力が、いちばん発揮されるのは、質問するときです。

質問は、運命を変えます。運命を変えたいのならば、質問力を生かすべきです。

ビジネスでも日常の生活でも大切なのはコミュニケーション能力ですが、このコミュニケーション能力というのは、

「質問力×貢献力×傾聴力(共感力)」

の方程式で表されます。的確な質問をし、その質問が相手に対して貢献するものであり、相手のいうことに心から耳を傾ける。

これによってコミュニケーションというものが、上手に図られるのです。

相手を上げて、いい気持ちにさせる質問。
相手の心を開かせる質問。

これがよい質問です。よい質問はコミュニケーションを促しますが、逆にコミュニケーションを阻害する悪い質問もあります。むしろ日ごろは、こちらのほうを多く使いがちかもしれません。

営業マンで、会っていきなり、こう聞いてくる人もいます。

「ところで、江上さん、年収はおいくらなんですか」

なんであなたに、そんなことを答えなくてはいけないの、とムッときます。

ビジネスでも日常生活でも、会話は証人喚問ではないのです。相手のことを十分に考えたうえで、言葉を選んで話さなくては、相手の気分を害するだけで終わってしまいます。

 

Avatar photo

江上 治

投稿者の記事一覧

株式会社オフィシャルインテグレート 代表取締役 / 1億円倶楽部 主幹

1967年 熊本県・天草市生まれ。
有名プロスポーツ選手から経営者まで年収1億円超えのクライアントを50名かかえる富裕層専門のカリスマファイナンシャルプランナー。

サラリーマン時代には大手損保会社、外資系保険会社の代理店支援営業において、新規開拓分野にて全国1位を4回受賞、最短・最年少でマネージャーに昇格を果たす。
自身が所属した組織もすべて全国トップの成果を挙げる。
起業後は、保険営業を中心としたFP事務所を設立。人脈ゼロ・資金ゼロから1000名を超える顧客を開拓し、これまでに通算600億円の契約を獲得。
コミッションは創業3年で業界平均の約5倍、社員3名で1億円を超え、今もなお記録更新中。指導した部下は全国7万人のセールスの中でベスト5に2回入賞。
中小企業コンサル業務を展開し、サポートした企業の売上が1年で8倍増になるなどの成果を挙げている。

中島 宏明

中島 宏明

投稿者の記事一覧

経営者のゴーストライター

2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から暗号通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。

暗号通貨草創期からの投資家仲間を通じて、草創期からの投資家しか知りえない暗号通貨に関する情報を取得している。

現在は複数の企業で経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島でアパート開発と運営を行っている。

マイナビニュースで、投資や新時代の働き方をテーマに連載中。

連載一覧 https://news.mynavi.jp/author/12228/

関連記事

  1. 江上治が改めて伝えたいメッセージ #4
  2. 江上治が改めて伝えたいメッセージ #10
  3. 人生を充実させるために知っておきたい3つの投資領域
  4. 江上治が改めて伝えたいメッセージ #24
  5. 江上治が改めて伝えたいメッセージ #14
  6. 江上治が改めて伝えたいメッセージ #9
  7. 世代を超えた交流が人生と会社を豊かにする
  8. 江上治が改めて伝えたいメッセージ #28

カテゴリー記事一覧

PAGE TOP