人の情熱に火をつける点火型人間

こんにちは、江上治です。

先日、感動的な出版パーティーに参加する機会がありました。主催者は「マネキャリ手帳」を手がける笠井さんの協力者であり、文房具ソムリエとして有名な石津さんです。石津さんはテレビ番組にも登場するほどの実力者であり、そのパーティーは学びと感動に満ちていました。

特に驚いたのは、時間と空間の絶妙な設定です。パーティーは夜7時に始まり、2時間ぴったりで終了しました。だらだらと長引くことなく、終始気持ちの良い流れが保たれていました。開催場所は中大学の最上階にあるスペースで、学食のイメージとはまったく異なり、美しい夜景が見えるカフェのような空間でした。立食ではなく、全員が座って料理を楽しむことができ、居心地の良さと参加者への配慮が会場全体の雰囲気を一段と高めていました。

進行の工夫も素晴らしかったです。通常、出版パーティーというと長い挨拶やゲスト紹介が続きがちですが、石津さんの進行は違いました。開始後30分から40分は参加者同士が自由に交流し、その後、石津さんが自身の手帳作りを通して関わってきた人々を短く紹介しました。参加者一人ひとりを「ティーアップ」することで、全体が一体感に包まれていました。自分だけでなく、関わる人々をティーアップする姿勢に感動しました。

さらに心を打たれたのは、石津さん自身の挑戦の物語です。コロナ禍で文房具業界が大きな打撃を受ける中、石津さんは「クラブハウス」という音声SNSを活用し、新たな人脈を築きました。そして出版塾に参加し、自らの経験を本にまとめたことで手帳の制作や販売につながり、ビジネスを再構築されました。出版は単なるゴールではなく、新しい挑戦や出会いを生む強力なツールとなっていたのです。

挑戦には二種類あると感じます。一つは、人々をワクワクさせ、行動を促す「点火型人間」の挑戦です。石津さんのように、他者を巻き込み、感動や価値を提供する人がこれに当たります。もう一つは、自分の限界や失敗を恐れ、「できない理由」を並べて可能性を消してしまう「消化型人間」です。石津さんはまさに点火型人間であり、その姿勢が周囲に良い影響を与え続けています。

私自身も、石津さんのパーティーで改めて学びました。来た人の心に火をつけ、やる気を引き出すこと。それが「良い挑戦」であり、私も発信を通じて関わる人々に情熱を与え続ける存在でありたいと思います。自分自身が点火型人間となり、共に高みを目指していきたいです。

皆さんも、ぜひ考えてみてください。これからどのような挑戦をし、誰の心に火をつけるのか。準備を整え、新たな一歩を踏み出すタイミングはいつでも訪れます。皆様の挑戦が輝かしいものとなることを心から願っています。

PS

点火型人間になるには、しっかり自分自身どうなりたいか知る必要があります。その際こちらの記事も参考にしてください。
https://en-biz.jp/archives/915

カテゴリー記事一覧

PAGE TOP