もう1人で抱えない。目標が止まったときの“思考リセット術”

こんにちは、江上治です。

先週のテーマ「目的と目標の違い」では、目標を立てる上での“土台”となる考え方についてお話ししました。 続いて、成長につながる目標の立て方信頼できるパートナーの見つけ方、そして最初の一歩を踏み出すコツまで、順を追ってお伝えしてきました。

そして今回は、いよいよ 「目標達成がうまくいかないとき、どうすればいいか?」 というテーマに踏み込んでいきます。

どんなに前向きに頑張っていても、うまくいかない瞬間は誰にでも訪れるものです。 あと1キロがなかなか減らないダイエット。目標に届かない売上。なぜかやる気が出ない朝──。 そんなとき、私たちはどう立ち直り、どんな行動をとればいいのでしょうか?


成果が出ない時に陥りがちな“落とし穴”

まず、多くの人がやりがちなのが「1人で抱え込んでしまう」ことです。

目標がうまくいかないとき、人は「自分が頑張ればなんとかなる」と考えがちです。しかしその状態こそが、マイナス思考の始まりなのです。

悩みを抱えたまま1人で苦しむと、だんだんと「もう無理だ」「やっても意味がない」と思考が暗くなり、行動が止まってしまいます。これは本当にもったいない状態です。


理想的なのは“相談できる相手”がいること

私の経験上、目標を達成できる人には必ず「導いてくれる人」がいます。たとえば、専属トレーナー、信頼できるメンター、客観的な視点をくれる友人。どんな相手でも構いません。

大切なのは、自分のマイナス思考をリセットできる存在を持つことです。

相談相手がいない場合は、無理にいきなり誰かに話す必要はありません。「この人に相談してみよう」と心の中で決めるだけでも、思考は前向きに切り替わりはじめます。


思考を変える行動を

また、心が疲れていると感じた時は、無理に頑張るのではなく「一度リセットする」ことも必要です。

・スマホを置いて散歩に出る ・温泉やマッサージで気分転換する ・旅に出る ・静かな時間をつくる

このように、自分を俯瞰できる環境に身を置くことで、自然と「本当に自分がやりたいこと」が見えてきます。


大切なのは、“相談する勇気”と“小さな行動”

今日お伝えしたいアクションは、とてもシンプルです。

✅ 1人で抱え込まない ✅ 相談できる相手を思い浮かべる ✅ 少しでも思考を切り替える行動を取る

うまくいかないときこそ、“誰かに頼ること”はあなたの力になります。 そして、マイナス思考になりそうな時は、「違う場所・違う人・違う時間」を選ぶことがリセットへの第一歩です。


次回は、「目標を習慣に変える方法」についてお届けする予定です。 目標が達成できる人と、途中で諦めてしまう人の決定的な違いとは何か? ぜひ楽しみにしていてくださいね。

それでは、良い週末をお過ごしください。

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