85歳で4600万円貯まる生き方

おはようございます、江上治です。

「85歳で4600万円貯まる生き方」。これは私の著作『お金に嫌われない生き方』のプロローグに出てくる一節だ。単なる資産形成の話ではない。85歳まで、しっかりとフロー(収入)を確保しながら、豊かに生きるための道筋を示している。老後の安心を得るために、どうすればいいのか、その具体例をここで紹介しよう。

例えば、65歳から85歳までの20年間、毎月30万円の収入を得るとする。年収にして360万円、20年で7200万円の収入となる。その間、支出を抑えた生活を送り、毎月15万円の貯金を続けていた場合、貯金はどんどん増えていく。結果的に、20年後には貯金と合わせて資産は4600万円に達するだろう。そして、この資産があれば、100歳までの残り15年間、月々25万円の生活費をまかなって生きることができるという計算だ。

だが、この計画を実現するために最も重要な要素は、「生きがい」と「健康」だ。これからの日本社会において、「定年」という概念は薄れていく。年齢に関係なく、健康な体がある限り、社会や身近な人々に貢献し続けることが求められる。そしてその過程で、自然と資産が築かれていく。無理に50代から急いで資産を作ろうとするのではなく、長い目で見た持続的な貢献の生き方こそが、安心した老後を迎えるカギとなる。

私がこれまでに多くのお金持ちについて書籍やメルマガで紹介してきたが、彼らには共通点がある。それは、社会や身近な人々に対する貢献を大切にしていることだ。「頂いた分だけしか尽くさない」というサラリーマン的な思考と、彼らの間には決定的な違いがある。貢献することに喜びを感じ、その結果として豊かな生活を手にしているのだ。お金は生きるための道具に過ぎない。真に大切なのは、誰かに貢献する姿勢と、それを続けるための健康と生きがいである。

あなたはつい、サラリーマンにある「予算思考」に陥っていないだろうか?
また、豊な老後のための「生きがい」と「健康」の準備を今から行っているだろうか?

資産を築く方法については、こちらの記事も参考になるだろう。
江上治が改めて伝えたいメッセージ #10

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