こんにちは、江上治です。
今日は「自分の強みを発見し、それをどう活かすか?」というテーマでお話しします。これは、私の著書にも書いている重要なテーマですが、多くの方が「自分の強みが分からない」「どうやって仕事につなげるのか?」と悩んでいます。
実際、読者の方から「強みを見つける方法を詳しく知りたい」という質問をいただきましたので、今回はそれを掘り下げていきます。
強みとは「相手に与えるメリット」
まず、「強み」と「長所」の違いを明確にしましょう。例えば、「笑顔が素敵ですね」「いつも明るいですね」と言われることがあります。これは長所ですが、それだけでは仕事にはなりません。
強みとは 「相手に価値を提供できるもの」 です。つまり、「自分の特徴がどのように他人に影響を与え、役立つのか?」を考える必要があります。
例えば、カメラマンの森戸陽子さんが「爆笑介護」という本を書こうとした場合、ただ「笑顔が素敵」というだけでは強みになりません。
しかし、「人の価値を引き出す質問力がある」「取材対象の魅力を伝えるスキルがある」となれば、それは仕事につながる強みになります。
強みを発見するために必要な3つのステップ
- 人に聞く自分では気づかない強みを知るために、周囲の人に「私の強みは何だと思う?」と聞いてみましょう。ただし、誰に聞くかが重要です。
- 聞く相手を慎重に選ぶ「利害関係のない人に聞く」とよく言われますが、これには注意が必要です。例えば、職場の上司や取引先に聞くと、相手の都合に合わせた答えになってしまう可能性があります。本当に自分の成長を考えてくれる人に意見を求めましょう
- 具体的な質問をする「私の強みは何ですか?」という漠然とした質問ではなく、「私の○○な部分は仕事にどう活かせると思いますか?」といった具体的な質問をすることで、より実用的なフィードバックを得ることができます。
強みを収入につなげるために
強みを発見したら、次はそれを仕事にどう活かすかを考えます。例えば、ある人が「話を聞き出す力がある」と評価された場合、それを活かしてインタビュー記事を書いたり、セミナー講師をしたりすることができます。
また、強みを活かすためには「誰と仕事をするか」も重要です。経験豊富な人にアドバイスを求めたり、適切なパートナーを見つけたりすることで、強みを最大限に活かすことができます。
今日のテーマ:自分の強みを整理する日
今回の話を受けて、皆さんにおすすめしたいのは「自分の強みを整理すること」です。
✅ これまで人に褒められたことをリストアップする
✅ 周囲の人に「私の強みは?」と聞いてみる
✅ その強みがどのように仕事に活かせるかを考える
強みが明確になれば、次の行動が見えてきます。まずは、自分自身を振り返ることから始めてみましょう。
次回も、皆さんの成長につながる話をお届けします。お楽しみに。