おはようございます、江上治です。
今、最も厳しい状況に立たされている世代は、まさに50代だと感じている。私が新卒で保険会社に入社した頃、当時の50代は非常に元気で、格好良かった。なぜなら、彼らは経済的に余裕があり、給料以外にも使える経費が多かったのだ。交際費や出張費も青天井で、私たち若手もその恩恵を受け、一緒に飲みに行けば奢ってもらい、自然と「こんな上司になりたい」と憧れたものだ。
しかし、時代は変わった。私自身は30代で独立したが、今の同期たちは、かつてのような輝きを失い、とにかく疲れ果てている。今の50代は、自由にお金を使えず、さらに仕事はどんどん複雑になり、忙しさばかりが増している。報われない徒労感を抱えているのだ。そして、さらに残酷な現実が待っている。我々の世代は「人生100年時代」に突入しており、定年後も35年以上生きる可能性が高いという事実だ。
そう考えると、お金が全てではないが、自由な老後を迎えるためにはお金が不可欠だ。では、どうすれば生涯にわたってお金に困らない人生を送れるのか?答えは「収入の源泉を3つ持つこと」にある。これは、ただ給与に頼るだけではなく、複数の収入を持つことで、経済的な安定を確保するための方法だ。今から準備し、実践していく必要がある。
その3つとは、まず給与所得。これまでの人生で磨き上げたスキルを活かし、現役時代に稼ぐ所得である。次に成果報酬。印税やnote、電子書籍などの形で、あなたが生み出したものに対して得られる報酬だ。そして最後に、不労所得。不動産や株式投資などから得られる収入だ。この3つの源泉を持つことで、収入の不安定さを補い、リスクをヘッジすることができるのだ。
今の50代にとって、この準備を怠ることは許されない。老後を豊かに、そして自由に生きるためのカギは、今の行動にある。準備を始め、実践していこう。
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